JA横浜(横浜市)とCTC(東京都港区)は、AITOMATIC社の生成AIサービスを用いた事務手続きの効率化を目指す実証実験を開始する。JA横浜は多岐にわたる業務を展開しており、特に新人職員が業務習得に時間を要しているという課題を抱えている。この実験は、信用事業部門の事務手続きにおける問い合わせ対応をAIチャットボットが行うことを目的としている。

実験では、ベテラン職員のノウハウを基にチャットボットが質問に対して適切なマニュアルを参照し、回答を導く学習を行った。曖昧な問い合わせに対しては、質問を繰り返すことで目的を明確にし、高い精度での対応を目指す。職員が実際に使用し、フィードバックを通じてチャットボットの精度を検証し、改善を図る。

CTCの特例子会社であるCTCひなりが提供する「データプレパレーションサービス」を利用し、マニュアルの図表をデータ化してチャットボットの回答精度をさらに向上させる計画だ。AITOMATIC社の生成AIは、問い合わせ内容を自動的に判断し、適正な回答を導き出す能力を持つ。

CTCはJA-DX推進研究会にサポーター企業として参画し、JA横浜のデジタル化に貢献する方針。JA横浜とCTCは、今後もJAグループ内での生成AIの活用範囲の拡大を検討していく。実証実験は2024年4月から7月にかけて行われ、信用事業の問い合わせ対応に焦点を当てる。

出典:プレスリリース