Generatived（Beta）｜生成AIの最新ニュースとトレンドを提供

6th Sense（東京都港区）は、独自開発した67万行のコードベースを持つQuantz Voice OSを搭載した「Quantz VoiceAI Servers」の提供を開始。このシステムは外部APIを使用せず、社内データを安全に保護しながら、世界最高水準の応答速度を実現する。

Quantz VoiceAI Serversは、ウェブブラウザーを介して操作可能で、既存のシステムへの統合が容易。高速な応答能力により、自然な会話体験を提供する。また、継続的なアップデートが無償で提供され、4件の特許技術を含む研究開発成果が集約されている。

同社のQuantz VoiceAI Serversは、金融、医療、教育などの分野での利用に適しており、クラウドを使用せず、高い安全性を要求されるデータセンター内の物理サーバー上で構築される。オープンソースLlama2のモデルを利用し、独自の言語モデルのカスタマイズも可能だ。

利用者はQuantz VoiceAI Serversを使用して、社内データを外部に露出させずに高性能な音声対話システムを構築できる。価格は1千アカウント分のサーバー1台と年間保守費用を含めた6,116万円から。また、ソフトウェアサービス"Quantz"を通じて、AIヘルプセンターや音声AIシステムを手軽に導入できる。