chipper（東京都品川区）は、ウェブマーケター養成スクール「マケキャンby DMM.com」を運営するインフラトップ（東京都港区、代表取締役：大島礼頌）と業務提携を発表した。この提携により、ChatGPTなどの生成AIを活用したウェブマーケティングの教育コンテンツ開発による次世代マーケターの育成を開始する。アメリカのOpenAI社のChatGPTが2023年11月に公開されてから、1億ユーザーを突破し、文章生成、テキスト翻訳、関数・コード作成など幅広い領域での活用がなされている。マーケティング・データ分析やSEOライティング支援の領域では、既に生成AIを基軸としたサービスが生まれてきており、ウェブマーケティングの領域でも、従来の調査や企画/設計手法のみならず、生成AIを活用した手法が生まれ始めている。現在、多岐に渡るウェブマーケターの業務は、繰り返しの運用作業、幅広い領域の調査などで「創造性」を発揮する以前の段階で、時間やブレインパワー（頭で思考する体力）を取られる傾向にある。しかし、ChatGPTの登場に伴い、今後のウェブマーケターは、AIテクノロジーによる業務効率化/自動化によって、新しいアイデアを実現するための思考プロセスを加速し、短時間でより多くのクリエイティビティの創出と最大化が求められると考えられる。今回の業務提携の初期の取り組みとしては、chipper側の知見を生かし、「マケキャンby DMM.com」のカリキュラム内に、ウェブマーケター向けのChatGPTを活用したマーケティング調査・設計の教育コンテンツ開発/提供を行う。chipperの提供するSEO特化型AI自動記事生成ツール「Creative Drive」の開発/運営の知見を元に、ウェブマーケティングにおける生成AIの活用方法の型化と浸透を進めていくとのことだ。