アジケ（東京都目黒区）が展開するデスクワークブランド「NERY」が公式サイトを開設した。NERYは、FigmaとChromeのプラグインを提供するブランドで、その名前は英語の「STATIONERY」から取られている。これは、文房具のように常にクリエイターのそばにいて、アイデアを練るお手伝いをしたいという思いから名付けられた。これまでNERYが提供してきたプラグインはFigma内のコミュニティーからダウンロード・利用することができたが、新たに公式サイトを開設することで、さらなる新規プラグインの開発・改善に取り組む。現在提供しているプラグインには、AIを用いたテキスト生成、画像データのテキスト判別、Figma上のコメント管理、オブジェクト分割、テキスト色と背景色のコントラストチェックなどがある。NERYのプラグインは、デザイナーの要望をもとに作られており、ユーザー起点での「欲しい」を形にしていく。これにより、作業にかかる工数を削減し、作業効率を上げることができる。また、省力化した人的工数や時間を他の開発・改善に割り振ることで、全体的なサービス品質の向上につながる。一部無償で提供しており、デザイナーの手間を省き、業務の効率を上げ、さらにはデザイナーの意欲増進につなげることを目指している。今後も、ユーザーの利用性向上のために、機能をブラッシュアップし、新しいプラグインを開発・提供し続けていくとのことだ。