アノテテ（大阪府大阪市）は、Microsoft Corporation（米国ワシントン州）が提供する「Azure OpenAI Service」を活用した「業務特化型ChatGPT開発支援サービス」の提供を開始したと発表した。これまでアノテテは、顧客専用のセキュアな環境でChatGPTなどを利用できるAzure OpenAI Serviceの構築支援サービスを提供してきた。アノテテが提供したサービスに対し、クライアント企業からは「特定業務に特化したChatGPTの構築」の依頼が多く寄せられた。これを受けて、アノテテはAzure OpenAI Serviceを活用した「業務特化型ChatGPT開発支援サービス」の提供を開始した。これにより、クライアント企業は独自のデータを学習した業務特化型ChatGPTの開発が可能となる。また、アノテテは今年5月にMicrosoftのスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups Founders Hub」に採択されている。これにより、Azure OpenAI ServiceをはじめとするMicrosoftのパートナーネットワークを活用したAIソリューションの提供が可能となった。業務特化型ChatGPT開発支援サービスは、業務効率化だけでなく、業務知識の属人化防止やカスタマーサポート対応、営業人材の自社知識標準化などの実現が可能だ。