アララ（東京都港区）は、メール配信サービス「アララメッセージ」の新機能として、AIを活用した「AIメール件名提案機能」を8月31日にリリースすると発表した。この機能は、OpenAI社のGPT-3.5-Turboを活用して開発され、メール本文の内容をもとに最適な件名を5パターン提案する。メール作成画面で入力された100文字以上のテキストメール/HTMLメールの内容をもとに、最適な件名を提案する。提案された件名は、メール作成画面上から自身でアレンジすることも可能だ。この新機能により、マーケティング担当者は、件名の検討における課題から解放され、本文に合わせた最適な件名の設定が可能となる。特に新任担当者にとっては、「〇〇のお知らせ」など単調な件名を設定してしまう傾向があるが、この機能の活用により、複数の件名を比較検討でき、開封率アップも期待できる。メルマガ作成時の工数削減や専門知識不要で、誰でも手軽に最適なメール件名の提案を受けられるというメリットがある。アララは、近年、画像生成や翻訳、分析・解析など、多岐にわたるサービスでAIの活用が広がっていることを受け、メルマガ配信においても、生成AIがメール本文を自動生成し、お客様ごとに最適なタイミングを見極めて配信するようになると予想している。今後は、「AIメール件名提案機能」の活用状況をもとに、本文のサジェスト機能や、校正機能、過去の配信結果を考慮した件名・本文提案など、ニーズに合わせて生成AIを活用した機能開発を予定している。