Awarefy（東京都新宿区）は、デジタルメンタルプラットフォーム「Awarefy」を開発しています。このアプリは、ダウンロードするだけで誰でもいつでもメンタルケアのサービスを利用できるようにすることを目指しています。最近では、生成系AIを中心とする急速なAI技術の進化を受け、「AIで気づき: Awareを拡張する」を合言葉に「Awarefy AI構想」を2023年4月に発表しました。これにより、24時間365日ユーザーに寄り添ってサポートできるAI活用を積極的に進めています。また、AwarefyはMicrosoft Corporation（米国ワシントン州）が世界140カ国以上で展開しているスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups Founders Hub」に参加することを発表しました。このプログラムに参加することで、Microsoft提供の各種開発環境やツール、技術・事業支援等のサポートを受けられます。特に、「Azure OpenAI Service」を活用してAIの機能を開発しています。これらを活用してAwarefy AI構想を推進し、誰でも、いつでも、セルフケアできるサービスの提供を加速していきます。さらに、専門家・医療機関との連携も強化していくべく、医療機器アプリ（デジタルセラピューティクス、DTx）の開発・臨床研究も行っています。これにより、心の健康を総合的に支える「デジタル・メンタル・プラットフォーム」の構築を推進しています。Awarefyは「ストレスに負けないスキルが身につく」をコンセプトとしたスマホアプリです。認知行動療法をベースとして、自己理解を深める感情や調子のグラフ化、ネガティブ思考をやわらげるマインドフルネス瞑想、ストレス対処のコーピングリスト、AIによるチャット・アドバイス機能など、さまざまなセルフケアの機能を提供しています。また、メンタルクリニックへの接続や公共の相談窓口の案内等専門機関との連携も進めており、心の健康を総合的に支えるデジタル・メンタル・プラットフォームとなることを目指しています。