C-RISE（本社：富山県高岡市）は、クラウド型RPAサービス「クラウドBOT」でAI-OCRの拡張機能（ベータ版）を無料公開した。クラウドBOTは、仮想ブラウザーを自動操作することで業務の自動化やシステム連携を実現するクラウド型RPA。AI-OCRの拡張機能を使用することで、ウェブ上から取得した画像・PDFデータやユーザーがアップロードした画像・PDFデータから文字列を抽出し、テキストデータに変換することができる。Excelなどで生成されたPDFはもちろんのこと、手書きデータの読み取りにも対応しており、手書きの履歴書や注文書などを読み取る際にも活用できる。クラウドBOTは、ウェブブラウザーを自動操作するBOT（ロボット）をノーコードで作成できる、クラウド型のRPAサービスだ。単純なデータ入力業務からウェブアプリケーション間のデータ連携など、ウェブブラウザー上で行っているさまざまな操作をクラウド上で自動化することができる。本サービスはフリーミアムなクラウド型のRPAサービスとして提供しており、有料プランも月額3000円からと手軽なコストで本格的な業務の自動化を実現できる。また、最新のサーバーレス技術を活用することでロボットを安定的に実行することができ、低価格でありながら、高品質なロボットを作成することができる。クラウドBOTは、クラウド上に展開した仮想ブラウザーをBOTに操作させることでウェブの自動化を実現している。拡張機能は仮想ブラウザーにアドオンでさまざまな機能を追加することで、ブラウザーの標準機能では対応できないさまざまな処理を実現可能にする。今回追加された、AI-OCRにより画像やPDFからテキストを抽出できる。AI-OCRを外部連携で活用することで、kintoneの拡張機能やiPaaSと連携することができる。例えば、kintoneに登録したPDFファイルから文字列を読み取り、kintoneにテキストデータを返却して自動登録することや、Chatworkにアップロードした手書き写真から文字列を読み取り、タイムライン上にテキストデータとして返信投稿することが可能だ。なお、当アプリはベータ版として無料公開されており、今後の仕様や料金体系の変更がある場合がある。