生成AIの社会実装を目指すカサナレ（東京都渋谷区）は、渋谷区と民間企業が組織するコンソーシアム「Shibuya Startup Deck」（通称「シブデック」）の会員企業に認定された。シブデックは、スケートボードのデッキに由来する名前で、渋谷のストリートカルチャーを象徴し、何度も転んでも最終的に高くジャンプできるスタートアップを生み出す場として期待されている。多くの実績を持つ企業がシブデックの会員となり、具体的な「場」の提供やプロジェクトを通じてスタートアップの成長を支援している。シブデックの活動の一環として、「Subcommittee（部会）」が設置され、4つのミッションの実現に向けて課題ごとに議論を深め、具体化していく。今後、企業や団体、個人がアイデアを持ち寄り、議論しながら実施に向けて動いていく予定だ。渋谷区はこれらの活動を資金提供によって支援する。カサナレは生成AIの実装により、顧客の心を捉え、新たな価値を紡ぎ出すとしている。