一般社団法人日本能率協会は、2023年7月7日に開催された「ものづくり人材がChatGPTを使いこなす方法」講演会に参加登録した2,045人を対象に、「企業におけるChatGPTの活用実態調査」を実施した。調査結果によると、Chat GPTの利用経験者は43.0%であり、71.2%の回答者がなんとなく理解しているか、ある程度説明できるか、全て説明できると回答した。ChatGPTを使い始めたきっかけのベスト3は、1位が興味があったから（53%）、2位が便利そうだと思ったから（47.5%）、3位が新技術を試したいから（44.8%）だった。また、利用目的のベスト3は、1位がアイデア出し、2位が文章要約、3位が文章生成だった。調査によれば、業務でChatGPTを利用拡大する上での課題ベスト3は、1位が情報漏洩、2位がChatGPTの回答精度、3位が著作権だった。さらに、61.1%の人が現在の仕事や業務が今後、AIに置き換わると思っていることが明らかになった。また、ChatGPTを活用して社内規則やガイドラインを作成したり、作成中や検討中であると答えた企業は68.8%だった。詳細な調査結果は、以下のリンクから確認できる。https://www.jma.or.jp/img/pdf/pdf-2023-chatgptreport.pdf