コリニア（東京都千代田区）は、自律型データ分析プロダクト「autoBI （auto Business Insight）」のトライアル提供を開始したと発表した。この新しいプロダクトは、データ分析のスキルが十分でないビジネス担当者でも、手元のデータからビジネス目的に応じたインサイトを導き出すことが可能になるというものだ。これにより、意思決定の質とスピードを向上させることが期待される。コリニアによれば、AI人材の採用が難しくなる一方で、ビジネス担当者がデータ分析のスキルを持つことの重要性が増しているとのこと。そのため、ビジネス担当者が自身で分析を行い、インサイトを導き出すことができるツールが必要とされている。そのニーズに応える形で開発されたのが、この「autoBI」だ。「autoBI」は、分析手法の検討、プログラミング、分析結果の解釈という、データ分析の3つの課題を解決する機能を備えている。具体的には、エージェント主導での分析設計、チャットでの操作、インサイトの自動導出といった機能がある。これにより、「ビジネス的に達成したい事項を満たす分析方法があるか分からない」、「どのような手法をどのように組み合わせるべきか判断できない」、「分析結果をどのように解釈すれば良いか分からない」といった課題を解決することができる。