大日本印刷（東京都新宿区）は、三井不動産（東京都中央区）と世界的なクリエーティブ集団の世界（東京都渋谷区）との共同事業として、新感覚の撮影エンターテインメント施設「GINGAGA -SPACE MOVIE STUDIO-」（以下：GINGAGA）に、事業パートナーとして参画すると発表した。第一弾として、2023年9月30日から2024年1月14日までの期間限定で、三井アウトレットパークジャズドリーム長島（三重県桑名市）でGINGAGAをオープンする予定だ。大日本印刷は2021年から、リアルとバーチャルの空間を融合する「XR（Extended Reality）」の技術を生かし、新しい体験と経済圏を創出する「XRコミュニケーション事業」を展開している。今回、XR技術を生かしたコンテンツ提供や空間演出を通じて、GINGAGAでの新たな体験を創出するという。GINGAGAは、三井不動産設立80周年を機に発足した、多様なパートナーとの共創で次世代の街づくりの事業を行う「未来特区プロジェクトby三井不動産」の取り組みの一環だ。三井不動産の「場・機会」、世界のクリエイターが持つ「クリエイティビティ」、大日本印刷の「XRコミュニケーション事業とその関連技術」を掛け合わせ、新たな体験型のエンターテインメント施設を実現していくとのことだ。大日本印刷は、リアルの拠点とバーチャルな空間の連動による新しい体験価値の創出に取り組んでいる。今回、世界と連携し、空間演出の企画に関わると共に、生成AIを活用して、GINGAGAのキャラクターと来場者がコミュニケーションできるような展示企画を実施する予定だ。