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アースアイズ、AIカメラの学習効果を向上する新手法
Generatived
2023年8月24日
東京都港区に拠点を置くAI防犯システムを展開するアースアイズは、限られた学習データでもAIの学習効果を大幅に向上させる新手法「学習システム-eeAIL」を確立した。これにより、同社のAIカメラにおける危険予測や万引き対策の誤検知率が改善された。アースアイズは「事件・事故を未然に防ぐ」というコンセプトを掲げ、AI技術とIPカメラを使用したサービスを提供している。しかし、事件・事故の領域ではAIの学習データが限られているという課題があった。そこで、同社では通常では学習に不適な映像や画像でも、映像編集を駆使して火災や土砂崩れ、工場のヒヤリハットなどの事件・事故を再現し、学習データの数を補うことに成功した。引き続き、AIカメラの学習効果を最大限に高めていく。アースアイズの「AI help you?」は、同社が展開するサービスの総称だ。高度なAI技術を使用し、リスク軽減とサービス向上を両立させることを目指している。アシストAIを軸に、あらゆる業界の課題を解決し、人々が安心・安全に暮らす豊かな社会に貢献する。アースアイズのAIカメラを使った万引き対策では、従業員を誤検知する問題があった。調査の結果、この誤検知は、従業員の行動が万引き犯によく似ているために発生していることが分かった。そこで、同社では従業員の手の動きと不審行動を区別するためにAIの学習を再構築した。さらに、従業員の制服を学習させることで正確な判別が可能となった。その結果、AIによる検知と人の目視による検知を比較した結果、正答率が96%以上に達した。アースアイズが独自に開発したAIBOXを活用すると、既存のIPカメラでも画像解析が可能となった。例えば、PTZカメラとAIBOXを連動させると、AIが自動監視を行い異常を検知し、関係者に通知する機能が実現した。また、高性能カメラと連動させると、500m以上先にいる人を検出することができる。さらに、行動を検知しスマートフォンへ自動通知する技術の特許も保有している。アースアイズは、これらの技術を活用して施設を自然災害や火災、犯罪から守ることを目指している。
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