エン・ジャパン（東京都新宿区）が運営するミドル世代向けの転職サイト『ミドルの転職』は、2023年9月1日からGPTツールを活用した新機能を導入する。この新機能を使うと、求職者は企業とのマッチング可能性が高い職務要約を簡単に作成できる。また、キャリアが複雑化しやすいミドル世代と、専門性を求めて詳細な人材サーチを行う企業とのマッチング精度を高めることが期待される。新機能の導入背景には、30代・40代の「ミドル世代」が自身の職務経歴を適度に要約することの難しさがある。ミドル世代は職務経験が多岐にわたるため、その作成には労力が必要だ。一方、ミドル人材を採用したい企業は専門性を重視し、採用ターゲットを想定した検索を行うが、求職者の職務要約の内容によってはマッチングの機会を逃していることが課題だった。今回、『ミドルの転職』のユーザーが職務要約項目の作成にGPTツールを活用することで、上記の課題を解決する。これにより、ミドル世代の転職活動の生産性を向上させ、心的・物理的な負荷を軽減しつつ、入社後の活躍につながる転職を支援することが可能になる。