2023年に設立された変容学習研究所は、英語ができないビジネスパーソン向けに、AIを用いた英語メールライティング・会議参加のワークショップの提供を開始することを発表した。このワークショップでは、英語ができない方、英語から離れてしまった方、英語に時間とお金をかけてきたが成果が出ない方を対象に、以下の内容を参加者各自で実感してもらう。まず、通常業務で必要な英語メール作成や翻訳はAIに任せれば十分なことを体感する。また、参加者自身がAIツールを使って日本語から英語への翻訳や校正を行い、その精度や効率を確かめる。この過程で英語メールの基本構造を理解し、AIに正確に翻訳されやすい日本語作成のコツをつかむ。さらに、AIが正確に英語に通訳しやすい日本語発言のコツをマスターし、英語しか話せないネイティブ講師と日本語だけで模擬オンライン会議に参加する。ファシリテーターは代表の大木実が担当する。大木は過去25年にわたり大手日本企業・外資系企業のグローバル化に伴う人財育成支援に携わってきた。また、インド有数の工科系大学であるThapar Institute of Engineering and Technology （TIET）の名誉実務教授でもある。希望するユーザーには秘密保持契約のもと、現場での英語メールや会議に無料AIツールを導入し、英語即応体制を組織的に整える支援をする。具体的にはキープレーヤーの実際のメールのやり取りやオンライン会議に介入させてもらい、自立までのコーチングをする。このワークショップは、変容学習研究所が提供するサービスの一部だ。日時はオンディマンドで、3時間の開催の予定。場所は対面とオンラインのブレンド、またはオンラインのみで行われる。対象者は英語ができない方、英語から離れている方、英語に時間とお金をかけてきたが成果が出ない方（TOEIC500程度以上）。定員は最大15名で、同一会社のグループでの開催になる。ファシリテーターは大木実と経験豊富なネイティブ英語講師が担当する。料金は実施場所や人数によって個別見積もりとなるが、10万円から20万円程度になる。