フューチャースタンダード（東京都台東区）は、映像解析AIプラットフォーム「SCORER」を運営している。最近、同社は最新の画像生成AI「Stable Diffusion XL 1.0」を活用した製品「生成AI GO」に、新機能「SadTalker β版」を追加した。この新機能は、顔の画像とスピーチの音声から、喋るAIアバター動画を生成できる。生成AI技術は急速に進化しており、特に動画生成の技術は業界の注目を集めている。これはビジネス、教育、研究など、多岐にわたる領域での利用が現実的になってきているからだ。「生成AI GO」は、この最先端技術を広範囲のユーザーに手軽に提供することを目指している。「SadTalker β版」は、ユーザーが任意のキャラクターやアバターを持ち込み、そのキャラクターが喋る動画を気軽に生成できる機能だ。AIアバター制作やマーケティングクリエーティブ制作など、さまざまなユースケースで活用できる。現在はβ版として提供されており、生成可能ポイントを消費せずに動画を生成できる。「生成AI GO」は高性能なGPUを最適に活用し、高い処理能力を持ちつつも、低コストでのサービス提供を実現している。ウェブブラウザー上で、画像や動画の生成を「Stable Diffusion XL 1.0」、プロンプト生成を「ChatGPT（GPT3.5/4.0）」、そして音楽生成を「Meta AudioCraft」として、主要な生成AIを一つのパッケージにまとめて、強力な生成環境として提供している。4つのプランを用意しており、2週間の無料体験も可能だ。