G-gen（東京都新宿区）は、2023年9月から顧客向け技術サポート窓口業務で生成AI（Generative AI）を活用した業務補助システムの運用を開始した。G-genのGoogle Cloud請求代行サービスおよびGoogle Workspace請求代行サービスでは、付帯サービスとして技術サポート窓口を提供している。同窓口では、これまで公式ドキュメントに加えてG-genやグループ会社の知見を生かした問い合わせ対応を行っていた。業務効率化のため、同窓口では2023年9月25日から、Google CloudのAI系サービスを活用した業務補助システムの運用を開始した。このシステムはGoogle CloudのAI関連プロダクトを活用し、関連する公式ドキュメントやG-gen Tech Blogの記事、過去ケース情報などを自動的に生成・提示することで、サポート窓口エンジニアの業務を補助するものだ。また、G-genは今回の取り組みやこれまでの検証で得られた知見をお客様へも展開すべく「Google CloudではじめるGenerative AI活用支援ソリューション」を提供している。同システムにより問い合わせに関連する顧客データがGoogleによって再利用されることはない。この取り決めについてはGoogle Cloudから公開されているService Specific Terms > Service Terms > 16. Training Restriction.の項を参照してほしい。また、同システムが利用するGoogle Cloudプロダクトごとの公式ドキュメントにおいても、顧客データがGoogleによって基盤モデルの再学習などに利用されないことを確認している。G-genは今回の取り組みにおいても、顧客情報が適切に取り扱われるよう最大限の注意を払う。G-genは「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」をビジョンに2021年、Google Cloud / Google Workspace専業クラウドインテグレーターとして創業した。Google Cloudを簡単に利用できるよう、各種スターターパック、利用支援、エンジニアサポートなどのサービスを展開している。