ジオコード（東京都新宿区）は、クラウド営業管理/MAツール「ネクストSFA」の新機能として、Amazon QuickSightと連携した「Sales BI機能」を8月31日にリリースしたと発表した。これまでネクストSFAのグラフ表示方法や条件項目は定型化されていたが、新機能の導入により、ユーザーが独自に条件を組み合わせてグラフ化することが可能になった。これにより、登録情報やデータを幅広く活用して、これまでの標準搭載機能では実現できなかった精度の高い分析が可能になった。「Sales BI機能」は、Amazon QuickSightを連携させることで、Amazon Web Servicesが開発したBIツールを活用できる機能だ。直感的に操作できるUIと、ウェブ上で完結する一貫した操作性が特徴で、営業担当者の活動における課題抽出から経営層による戦略策定まで、さまざまなビジネスシーンにおける高度なデータ分析を可能にする。また、ジオコードは5月17日にリリースしたChatGPTを活用した「メール作成機能」の導入が約20社と増加傾向で、7月14日発表の2024年2月期第1四半期決算では、ネクストSFAの売上高が前年同四半期比+60.8％と伸びており、売上、粗利ともに過去最高を達成している。これまでさまざまな他社ツールとの連携や新機能の開発を行ってきたが、今後もDXの推進やAIの普及といった社会の変化やユーザーの需要にあわせて”使いやすさ”と”見やすさ”を追求することで、企業理念「ウェブマーケティングとセールステックを活用し、顧客、社会にとって有益なサービスを創る」を実現していきたいと考えている。