Googleは、Android端末の新機能とGoogleアプリのアップデートを発表した。Googleアシスタントの新しいスナップショット機能は、AI技術を活用して、天気予報や旅行情報、予定のリマインダーなどをホーム画面に表示する。また、「Assistant At a Glance」ウィジェットを使用すると、現在の天気やフライト情報を瞬時に確認することができる。さらに、視覚に障害を持つ方々を支援するためのAndroidアプリ「Lookout」が日本語に対応した。Lookoutは、Android端末のカメラとAI技術を組み合わせて、周囲の物体や画像、テキストを認識し、音声でリアルタイムに伝える機能を持っている。現在、テキストモード、ドキュメントモード、探索モードの3つのモードが利用可能で、これらは日本語を含む34の言語で利用できる。また、Googleは「Googleウォレット」を通じて、日常的に使用するカードやチケットをデジタル化できると発表した。バーコードやQRコードがついたカードの画像を読み込むだけで、ジムや図書館のカードなどをデジタル化できる。これにより、必要な瞬間に簡単にカードを取り出すことができる。同時に、GoogleはAndroidの新しいロゴとデザインを発表した。新しいデザインは、AndroidとGoogleの結びつきを強調し、AndroidのブランドとGoogleのロゴのバランスと調和を持たせることを目指しているとのこと。また、Androidのロボットはロゴの一部となり、より遊び心を表現したデザインとなった。新しいロゴデザインは、今後端末などでより多くの場所で見ることができるとのことだ。