RIAおよびブローカーディーラー向けのSECコンプライアンスの自動化を専門とするスタートアップHadriusは、シード資金200万ドルの調達に成功した。この資金調達ラウンドには、有名なスタートアップアクセラレーターであるY Combinator、Lynett Capital、Singularity Capital、Dorm Room Fund、Unpopular Ventures、そしてArrived、SmartAsset、FutureAdvisorなどの創設者が参加した。同社はAIを使用して、コミュニケーションレビュー、マーケティングレビュー、アーカイブ、取引監視などのさまざまなプロセスを単一のプラットフォーム上で合理化している。新たな資金は、スタートアップのコンプライアンス対応範囲をより多くのコミュニケーションチャネルに拡大し、「ComplianceGPT」モデルを強化し、サービスを提供する企業の数と多様性を増やすために活用される。Hadriusは、金融会社にとってコンプライアンスが容易になり、コストのかかる継続的な警戒の必要性がなくなる未来を思い描いている。2023年にトーマス・スチュワート、ソム・モハパトラ、アレン・カルダーウッドによって設立されたHadriusはウォール街に拠点を置いている。この3人は以前、SECに登録されたロボアドバイザーQuantbaseを設立して2年間規模を拡大し、SECコンプライアンスの複雑さについての深い知識を獲得した。Hadriusは、GoogleやAmazonでのフルスタックの消費者向け製品の構築、大手フィンテック企業での自動化エンジニアリング、そしてChime、Robinhood、OpenSea、さらにはCitadelやGoldman Sachsなどの企業での顧問の役割に豊富な経験を持つメンバーを含む、恐るべきエンジニアリングチームを誇っている。