Hit me up（東京都荒川区）は、2023年9月19日にSES営業マッチングプラットフォームとIA（セールスアルゴリズム）/RPA（自動化機能）を持つ「SES_HUB」に、OpenAIが開発したNLP（自然言語処理）を追加し、「SES_HUB Powered by OpenAI（新名称）」をリリースすると発表した。新機能は、OpenAIによるNLPを用いた営業情報の自動入力とテキスト生成機能で、営業活動を数値統計化するアナリティクス機能も標準化される。SES_HUB Powered by OpenAIの利用には、SES_HUB個人プラン（個人利用、スタートアップ用）またはSES_HUBグループプラン（チームマネージメント用）への申し込みが必要となる。SES_HUBのAI機能やRPA機能、営業活動のデータベース機能を最大限に活用するためには、サブスクリプションでのプラン加入が推奨されている。Hit me upは、AIによる快適さと実用性をコンセプトにUXをリードしている。経営上のミッションである「合理性やUXの先にあるここちよさ」をAI開発に反映し、ユーザーのニーズを満たすことに注力している。過去2年間は会員数を増やすことよりも、SES_HUBを使ってもらいながら商談母集団形成と、その質により連動する成約実績を重視し、ユーザーからのフィードバックを元に最適解を検証し、アップデートを繰り返してきた。今回のAI導入についても、2022年8月から検討を重ね、人材業界初の「営業情報の自動生成」をメインに実装した。マッチング機能については、AI活用はリコメンド程度に抑え、「完全AI化・自動化」は行わなかった。これは、営業活動の中での営業マンの「選ぶ」「判断する」という要素（営業性）の強化に、削減した分のリソースを投下してほしいという想いからだという。