ハイパーダイン（東京都港区）は、GPT-3.5/4を活用した企業固有の情報の管理および活用を最適化する新たな企業向け生成AIのウェブサービス「Hiper生成AI DocumentSeeker」を2023年9月中旬頃から提供予定だと発表した。これは、2023年4月にリリースしたChatGPTや画像生成をスマホアプリやLINEから利用できるサービス「ちょっとAI Powered by ChatGPT」に続く、法人向けの生成系AIサービスとなる。ハイパーダインは業界トップレベルの生成AI技術の開発を進めており、今後さまざまなソリューションやサービスを展開し、社会課題の解決を目指して行くとのことだ。「Hiper生成AI DocumentSeeker」は、ChatGPTで企業内のプライベートデータを、簡単に扱うことを可能にした生成AIのウェブサービスだ。専門的な知識がないユーザーでも本サービスの管理画面を使ってデータを登録するだけで、ChatGPTで企業固有のプライベートデータを簡単に扱うことが可能になった。従来に比べて、企業内のデータから目的の情報や知識を取得する速度が大幅に向上し、業務の生産性を飛躍的に向上させることが可能となる。特徴としては、専門知識不要で運用が可能で、ユーザー自ら専用の管理画面を使うだけでドキュメント単位でのデータの追加、更新、削除がリアルタイムで行うことができる。また、高いセキュリティーを持ち、データ管理を含むシステムは、Azure OpenAI Serviceの国内リージョンを活用し、企業単位にセキュアな状態で管理されるため、外部へ公開されることが無く安全に活用いただける。さらに、最先端AIであるGPT-4を使用しており、高い精度で問い合わせや質問に答えることが可能だ。