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インフォア（東京都千代田区）は、自社のCloudSuiteポートフォリオのプラットフォームテクノロジをアップデートし、新機能を提供開始した。新たに加わるGenAI Assistant、プロセスマイニング、ESG Strategy Managementは、業界特化型製品の価値を向上させる。同社は、マルチテナントのCloudSuiteテクノロジスタックを開発し、組織の働き方を再設計し、リスク軽減を可能にする。

CTOのソマ・ソマスンダラムは「新ソリューションが顧客に大きな価値をもたらす」と述べる。インフォアは、業界ごとの自動化を加速し、AIと機械学習を活用した事前構成されたソリューションを開発。これにより、顧客はコアシステムを中断せずに導入が可能となる。

新しいGenAI Assistantは、Infor CloudSuiteのユーザーエクスペリエンスを改善し、ビジネスディスカッションをビジネス機会へと変換する。顧客は、業界特化したデータとのインタラクションを促進し、製造プロジェクトの管理や製品追跡などのタスクに対処できるようになる。Infor GenAI Assistantは、Infor GenAIと共に業界向けAIポートフォリオに含まれる。

GMM Pfaulderのエリザベッタ・ヴェネチア氏は「インフォアGenAIの支援でプロジェクトを大幅に加速」と語る。また、Oberg Industriesのスティーブ・ターナー氏は「プロセスマイニングによりビジネスプロセスが可視化され、改善が必要な分野の特定が可能に」と話す。インフォアは、ESG戦略の管理と実行のための新モジュールも発表し、組織がESG目標の設定、達成、報告をシステマティックに行えるようにする。