インターファクトリー（東京都千代田区）が提供するクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」は、2023年9月13日から「ChatGPT」を活用した機能「AIアシスタント（商品コメント）」を無償オプション機能としてリリースした。この機能は「ebisumart zero」を利用するEC事業者も対象となる。商品を販売するためには、商品説明文の掲載が必要だ。商品ページを制作する業務は「撮影・採寸・原稿」のそれぞれの頭文字を取った「ささげ業務」とも呼ばれている。「原稿」は商品の写真だけでは伝わりづらい素材感や着心地といった商品の特長だけでなく、ユーザーの気付きや共感を促すための新しい視点を取り入れて作成することが重要だ。しかし、取り扱い商品が多い事業者や新商品の入れ替えが頻繁に発生する事業者の場合、ささげ業務の頻度や量が増えるため、EC担当者の負荷が高くなることが課題となる。「ebisumart」ならびに「ebisumart zero」を利用するEC事業者は、今回のリリースでAIアシスタントを使用できるようになり、本機能を使って商品説明の例文を作成できる。さらにebisumartのAIアシスタントでは、文章スタイルを設定することができ、ユーザーターゲットに合わせた文章を生成できる。EC担当者は生成されたテキストを基に商品説明文を清書することで、何もない状態から文章を作成するよりも格段に業務負荷を抑え、運用コストを削減できる。ebisumartの商品登録画面から「AIで自動生成」ボタンをクリックし、AIアシスタント利用規約の内容に同意する。その後、「商品の特長」に、原稿を作成してほしい商品の特長や仕様を入力し、文章のスタイル（文体）を「指定なし・上品に・元気よく・その他（自由入力）」から選択する。