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LayerX（東京）は、経済活動のデジタル化を推進する中で、「AIによる経費科目自動入力」機能をバクラク経費精算に導入した。この機能により、AIが過去のデータと領収書情報を基に経費申請を自動作成し、経理作業の効率化を図る。

バクラクシリーズは、AI-OCRを用いた入力支援で業務の手間とミスを減らすことに注力してきた。その結果、約3年で1万社以上が導入し、従業員の働き方を支援している。今後はAI-UX構想に基づき、AIを活用したバックオフィス業務のさらなる効率化を目指す。

従来、AI-OCRは領収書情報の読み取りに限定されていたが、新機能では領収書以外のデータも活用し、経費区分の自動入力が可能になった。これにより、申請者の手入力を最小限に抑え、経理担当者の修正作業も削減される。

バクラク経費精算では、領収書ファイルに「内訳を自動入力」を適用することで、推薦された内訳が自動で入力される。申請者は確認のみで申請が完了し、LayerXは「システムが人に合わせる」体験を追求し、申請・承認作業の完全自動化を目指している。ただし、この機能はお試し提供であり、予告なく終了する可能性がある。