IPリッチ（東京都渋谷区）は、知的財産（知財）に関する相談プラットフォーム「チザCOM」を2023年9月19日にリリースすると発表した。このサービスを利用すれば、一般の方も知財専門家の方も簡単に弁理士に知財に関する相談ができるようになる。他人の相談と回答を参考にしたり、自分に合った弁理士を探したり、知財に関する記事を読んだりできる。また、顧客や人材の獲得にもつながるという。先行者特典として、有料のプランを約1年間無料で利用できる。IPリッチは、知財の力を駆使して社会を豊かにすることを理念としている。知財の創造・保護・利益化のサイクルを世の中全体で回るようにするためのサービスを開発・提供している。その一つが、今回リリースされる「チザCOM」だ。このプラットフォームは、知財に関するコミュニケーションを円滑にし、知財に関するあらゆる疑問や悩みを解消するためのものだ。また、相談者と弁理士の適切なマッチングを促進する。知財は、業務が細かく細分化されている上に各業務には深い専門性が必要となるため、弁理士であっても得意・不得意が分かれる特殊な分野だ。そのため、相談内容に適切に対処できる弁理士に相談や仕事の依頼をする必要がある。また、弁理士によって人間性、コミュニケーション能力、年齢、活動エリアなどが大きく異なる。これらの事情を踏まえ、チザCOMでは、相談者に合った弁理士への相談や仕事の依頼ができるように促進する。チザCOMの主な基本的な機能および独自の機能は、相談者が相談内容を投稿すると、登録している弁理士が回答を行うことができる。相談内容および回答内容は、基本的には公開される。弁理士は、知財に関する記事を投稿できる。また、弁理士は、プロフィール欄にHP、SNS、得意分野、採用情報などの情報を掲載できる。その他の機能を含め、チザCOMの独自の機能について特許出願中だという。