Kiei（東京都新宿区）は、幻冬舎（東京都渋谷区）と共同で、ChatGPTなどのAI技術を活用した業務自動化AIシステムの開発プロジェクトを開始した。近年、出版業界の市場が縮小しつつある中で、DXを通じた業務効率化は業界全体としての大きな課題となっているが、今年に入って大きく話題になったChatGPTを始めとする大規模言語モデルは、文字コンテンツを扱うことが多い出版社や新聞社との相性が非常によく、活用方法次第ではDX化を劇的に推し進められることが予想されている。そのインパクトは、今後数年の間に出版・新聞ビジネスのコスト構造、さらにはビジネスモデル自体を根幹から変えていくポテンシャルがあると考えられている。Kieiは、このプロジェクトを通じて、業務工程に大規模自然言語モデルなどの最新技術を取り入れ、出版・執筆プロセスの業務効率化を推進する。