レノボ（バルセロナ）はMWC 2024でAI特化デバイスやソリューションを披露。新たなPCとスマホの概念実証モデル2種も公開し、ユーザー体験の拡張に注力。ヤンチン・ヤン会長は「AI for All」実現へのビジョンを強調し、持続可能性への取り組みも強化すると述べた。

「Lenovo ThinkBook Transparent Display Laptop Concept」は17.3インチMicro-LED透明ディスプレーを搭載。AIGCを活用し、物理オブジェクトとデジタル情報の融合で新たなコラボレーションと効率性を実現。透明性で周囲に溶け込み、ペンでキーボードとドローイングボードを切り替え可能。

レノボとモトローラはスマートフォンの適応型ディスプレーコンセプトも発表。ユーザーのニーズに合わせて形状変更が可能で、カスタマイズ性を拡充。新世代AI PCはインテルvPro®とWindows 11を搭載し、セキュリティーや電力効率、没入型体験を向上させる。

共同で「スマートコネクト」をリリースしたレノボとモトローラ。デバイス間のシームレスな体験を実現し、生産性を最大化。PC、スマホ、タブレット間での作業切り替えやファイル共有が容易に。次世代通信事業者向けエッジAIソリューションも発表し、データ活用とインテリジェントな変革をサポート。