メタップス（東京都渋谷区）は、GitHubが提供するソフトウェア開発支援AIサービス「GitHub Copilot for Business」を福利厚生としてエンジニア全社員に導入することを発表した。これにより、生産性向上やクリエーティブな業務への集中が可能となり、より良い業務環境の整備が進むと期待されている。メタップスは、最新のトレンドに基づいた技術を採用し、エンジニアの活躍を支援していく方針だ。「GitHub Copilot」は、AIを活用してコードの自動生成や記載コードの説明などが可能な開発支援ツールで、その法人版である「GitHub Copilot for Business」は今年2月から一般提供が開始された。メタップスでは、セキュリティーリスクを考慮しながら導入を検討し、最終的にはエンジニアのパフォーマンス向上のチャンスとして、福利厚生として導入することを決定した。対象者は、フリーランス型正社員を含むエンジニア全社員約20名だ。テスト運用の結果、生産性の向上や自己研鑽、セキュリティー向上などの効果が期待できるとのことだ。また、生成AIの活用には情報流出やライセンス侵害などのリスクが伴うため、メタップスでは「GitHub Copilot for Business」を契約し適切な設定のもと利用することで、これらのリスクを低減させる方針だ。