miiboは、「Connect Everything」構想を発表した。同社は会話型AI構築プラットフォームmiiboの新機能「miibo ウェブフックs」をリリースし、さまざまなサービスやAPIとの連携が可能になった。これにより、miiboで構築した会話型AIとの自然な会話の中から、さまざまなサービスやAPIを呼び出すことができる。同時に、miiboユーザーコミュニティーも発足し、知見の共有やAIの共創を行う場として参加メンバーを募集している。miiboは、爆速かつプログラミング不要で会話型AIを構築できるサービスだ。強力なLLMを手軽にカスタマイズし、さまざまなユースケースで活用可能な会話型AIを作成することができる。miiboの活用により、会話型AIをあらゆるサービスと手軽に連携できる状態を目指し、その普及に取り組んでいる。「Connect Everything」構想の核心は、AI技術による"自然な会話"を通じて、より多くの人々がITの恩恵を広く享受できるようにすることだ。miiboを活用することで、会話型AIとの自然な会話の中からさまざまなサービスやAPIを呼び出すことができる状態を目指し、社会に浸透させることに取り組んでいる。また、AIの社会実装を推進するために、開発パートナーを募集している。今回の「miibo ウェブフックs」により、AIの会話の中で設定したウェブフックが発火し、さまざまなサービスやAPIと連携することが可能になった。例えば、特定の話題について話しかけられたらSlackに通知したり、ユーザーの予定を聞いたらGoogle Calendarに予定を追加したりすることができる。また、AIとのブレストの内容をNotion議事録に自動でまとめることも可能だ。miibo ウェブフックsは、OpenAI社の提供するGPT-4やGPT-3.5-turboでも利用できるため、ノーコードでAIとの自然な会話の中から適切な外部サービスを呼び出すことができる。同時に発足させたmiiboコミュニティーは、miiboユーザーであれば誰でも参加できるDiscordコミュニティーだ。miiboのユーザー同士が知識を共有し、協力してAIの可能性を追求する場として運営する。新たな応用事例の創出や利用のコツの交換、問題解決の相談などを通じて、「Connect Everything」をはじめとしたAIの社会実装を加速させることを目指している。