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三井化学と日本IBM、AI融合で製品新規用途探索を高精度化
Generatived
2023年9月14日
三井化学(東京都中央区)と日本IBM(東京都中央区)は、Microsoft Azure OpenAIのGPTとIBMのAIであるIBM Watsonを融合し、三井化学の製品の新規用途探索における高精度化と高速化を実現した。具体的には、三井化学固有の辞書作成数が約10倍に増加し、明確に「用途」と記載のあるデータにおいては新規用途の抽出作業効率が3倍に向上し、新規用途の発見数が約2倍へ増加した。新規用途探索とは、ニュース・SNS・特許などの多様なビッグデータを効率的にAI分析し、三井化学の製品の機能特性に関連するキーワードから、新しい用途を発見する取り組みだ。この取り組みは、三井化学における事業領域のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進し、製品のトップライン(売り上げ)やマーケットシェアの拡大を目指すイニシアティブだ。IBM Watsonは、三井化学固有の辞書を構築した上で、特許・ニュース・SNSといったビッグデータを分析するエンタープライズAI基盤の位置づけだ。対して、GPT側は、生成/応答/抽出/要約といった機能、高速サーチ機能やインタラクティブ・インターフェースを組み合わせることで、IBM Watsonによる新規用途探索の分析能力を向上させた。三井化学は、今後大きく発展する生成AIを活用し、市場開発から製品開発までのスピードを加速させ、世の中のイノベーションを実現していく。一方、日本IBMは、IBM ConsultingのAIに関する豊富な実績や知識とデータサイエンス領域における先見的な知識、実装のノウハウや技術力を活かし、今後も日本企業の生産性向上に向けて支援していく。
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