内視鏡AI診断に特化した医療スタートアップのAI Medical Service Inc.（AIM）は、2023年7月27日、トップ医療研究機関であるメモリアル・スローン・ケタリングがんセンター（MSK）と共同研究契約を締結した。AIMは日本企業として初めてMSKと消化器内視鏡AI分野で協業する。 AIMは、胃がんの早期発見を目的とした内視鏡AI製品について、日本での規制当局の承認取得を目指している。MSKとの提携により、日本の消化器内視鏡AIの米国での応用を探る共同研究が促進される。胃がんは世界的にがんによる死亡の主な原因であり、米国では毎年約26,000人が新たに胃がんと診断されているAIMとMSKの提携は、米国の臨床現場における日本のAI技術の可能性を評価するのに役立つだろう。