デジタルエコノミー特化のカスタマーサクセスソリューション・プロバイダーであるアディッシュは、ヘルプデスクの業務効率化と生産性向上を目指して、ノーコード・チャットボットのhitoboに新機能を追加する。この新機能では、PDFやURLを直接読み込ませることで、生成AIによってFAQを自動生成することができる。また、自動生成されたQ&Aの質問カテゴリーの設計・分類についても、導入支援としてサポートを提供する。この新機能は2023年9月下旬から提供される予定だ。ヘルプデスク業務の自動化において、Q&Aリストの作成は負荷の高い業務の一つだ。ChatGPTなどの生成AIの普及により、文章の自動生成や要約、Q&Aの分類が容易になり、業務効率化につながっている。しかし、生成AIサービスのみを利用する場合には、いくつかの課題がある。例えば、生成AIの回答を使用するためには、画面上でプロンプトの入力や出力物の利用を繰り返す必要がある。また、生成AIによる出力結果が完了するまで待つ時間も必要だ。さらに、生成AIによって作られるQ&Aのカテゴリー分類が利用者にとって理解しやすいものでない場合もある。hitoboでは、新たにPDFやURLの読み込み機能を提供する。これにより、指定した数のQ&Aを生成することができる。同時に、Q&Aのカテゴリー分類も自動的に作成される。これにより、社内で簡単にFAQの作成と更新が可能となり、作業の効率化が進む。また、導入支援として、自動生成によるQ&Aリスト作成やカテゴリー分類の設計をサポートする。さらに、要望に応じて、hitoboへのQ&Aリストの登録も代行する。適切なFAQの構築と運用を支援することで、作業の効率化につながる。なお、hitoboの価格と提供開始日は以下の通りだ。ベーシックプランの月額費用は6万5000円（税込7万1500円）で、初期費用は5万円（税込5万5000円）だ。提供開始日は2023年9月下旬の予定だ。なお、現在ベーシック以上のプランを利用中のユーザーには、順次利用希望を受け付けて提供される予定だ。