Generatived（Beta）｜生成AIの最新ニュースとトレンドを提供

不動産テックを推進する日本情報クリエイトは、独立系スタートアップのStudio LOCと共同開発した満室戦略レポート自動作成ロボ「空室対策ロボ」の販売を開始した。このロボットは、不動産ビッグデータとAIを活用して、賃貸住宅ごとに異なる高度な「満室戦略レポート」を作成できる営業支援DXサービスだ。賃貸管理会社は、オーナーへの提案と信頼獲得を通じて、空室問題を解決し、管理戸数を拡大することができる。

この「空室対策ロボ」は、日本情報クリエイトが保有する独自のデータや不動産ポータルサイトのデータ、国の統計データなど、累計100億件の不動産ビッグデータとAIを組み合わせている。また、Studio LOCが提供する「参謀くん」というサービスとの共同開発により、高精度なAI賃料査定やオーナー向けの満室戦略レポーティングサービスを実現した。なお、Studio LOCは「参謀くん」として別ブランド名で同一内容・同一価格のプロダクトを販売している。
日本情報クリエイトのAI賃料査定は、累計100億件のビッグデータを基にしており、その精度は業界最高水準だ。査定結果の誤差率を示すMERは「1.05」となっており、非常に高い精度を実現している。MERとは、AIが算出した賃料査定結果と実際の賃料との差額を実際の賃料で割った値の中央値のことで、この値が小さいほど誤差率が低いことを示す（なお、MERの数値は日本情報クリエイトが全国のマンションをランダムに抽出して算出したものであり、今後変動する可能性がある）。

今後も日本情報クリエイトとStudio LOCは、データ活用サービスや情報の提供を通じて、不動産業界の発展とDXに貢献していく予定だ。