NTTインフラネット（東京都中央区）は、2023年度に撮影した「GEOSPACE航空写真」を2023年9月15日に販売開始すると発表した。中部エリア（福井県福井市702㎢：234図郭）、近畿エリア（兵庫県神戸市495㎢：165図郭、三重県四日市市303㎢：101図郭）の1,500㎢：500図郭をカバーする。詳細はプレビューサイトで確認できる。「GEOSPACE航空写真」は、地上解像度25cm/50cmの高解像度航空写真で、公共測量作業規程に準じて作成されている。日本国土38万㎢のうち約8割に当たる34万㎢をカバーしている。また、電子地図作成のために撮影された航空写真なので、NTTインフラネットの「GEOSPACE電子地図」と高精度に重ね合わせることが可能で、地形はもちろん建物の位置などを正確に把握できる。GEOSPACE製品の複製物は、各種書類や印刷物、ウェブサイト、アプリなどに利用する場合に無償かつ申請不要であるため、提案書への貼り付けや自治体への各種提出書類などで安心して利用可能だ。都市部はもちろん、山間部から離島まで整備している「GEOSPACE航空写真」は、地図では表現しきれない地形や建物の全体像も高い精度で把握可能となるため、設備管理や災害管理などに利用できる。業務の効率化や高度化など、お客様のビジネスを高度にサポートする。