パナソニックホールディングス株式会社は、AIアシスタントサービス「PX-AI」のAIエンジンにOpenAIの最新モデル「GPT-4」を導入し、AI機能を強化しました。これにより、より高い精度での回答が可能になり、質問・回答の最大文字数も拡張されました。パナソニックグループでは、DXへの取り組みを「Panasonic Transformation（PX）」とし、IT変革、オペレーティング・モデル変革、カルチャー変革の3階層で推進しています。AIアシスタントサービス「PX-AI」は、日本MicrosoftのパブリッククラウドMicrosoft Azure上で利用できるAzure OpenAI Serviceを活用しています。セキュリティ面にも配慮し、入力した情報は一定期間を過ぎたら消去される仕様になっています。今後は、セキュリティ対策を強化し、社外秘情報や個人の役割に応じた回答をする「PX-AI」に発展させる予定です。また、パナソニックHDは、「PX-AI」を社員に広く提供することで、生産性向上と業務プロセスの進化を実現し、新たなビジネスアイデアの創出を促進します。さらに、AIの活用方法を学習できる人材を育成するために、最先端のAIテクノロジーに触れられる環境を提供します。