サンディエゴに本拠を置くTeradataは、クラウドデータ分析プラットフォームVantageCloudに新機能「Teradata ask.ai」を実装したと発表した。この機能を使用すると、データ アクセス権を持つすべてのユーザーが、自然言語インターフェイスを通じてデータ分析に関するさまざまな質問をし、即座に結果を受け取ることができる。複雑なコーディングとクエリ入力タスクを削減することで、技術ユーザーの生産性、作業速度、効率が大幅に向上すると同時に、非技術部門が Teradata の高性能なクラウドネイティブ プラットフォームを通じてデータ分析の利用を拡大できるようになる。Teradata ask.ai の主な機能には、迅速な洞察の取得、モデルとコードの生成の簡素化、システム管理の効率化、高度なメタデータ分析、および強化されたヘルプ機能が含まれる。ユーザーは自然言語で質問するとすぐに回答が得られるため、手動でクエリやスクリプトを作成する必要がなくなる。これにより、データの探索と洞察の取得が高速化され、豊富なコーディング経験がなくても実行したいデータ分析の意図を自然言語で入力することでコードを作成でき、データ分析プロセスを簡素化して民主化できる。システム管理効率化機能により、ユーザーは環境やコンピューティング グループなどのシステム情報をより簡単かつ迅速に取得可能になる。システム管理者は、システムに関する質問を入力するだけで、必要な情報を取得できる。高度なメタデータ分析機能により、テーブル設計に関する情報が提供されるため、データセットとスキーマの探索が容易になり、ユーザーはデータ属性の微妙な違い、データセット間の関係、分析すべきデータをより迅速に理解し、より深い洞察を得ることができるようになる。生成された AI は、企業のデータ活用の基盤となる分析機能とデータセットの品質が保証されて初めて有用な結果セットを提供できる。 Teradataが提唱する「統合データ」アプローチとその豊富なデータベース内分析機能は、正確かつ包括的な結果を確実に提供できるように設計されており、 Teradata VantageCloud とこの機能による信頼性の高いデータ分析により、あらゆるレベルでより自信を持った意思決定が可能となる。