Trippy（東京都新宿区）は、広告事業を超えた新規事業開発を目指すミライの事業室とともに、大規模言語モデルChatGPTを活用したAIチャットボットサービス「タレントAI Chat」を開発した。このサービスは、日本テレビ系のキャンペーン「カラダWEEK」（2023年秋）の特別企画で採用される予定だ。「タレントAI Chat」は、実在するタレントと疑似的にLINE上でトークができるAIチャットボットサービスだ。ユーザーはLINE上で「タレントAI Chat」を友だち追加することで、タレントのキャラクター性そのままの「タレントAI Chat」とトーク画面内で自由に会話を楽しむことができる。タレント本人の発言を学習することで、タレントのパーソナリティをチャット上でリアルに再現する。さらに、タレントの声をもとに機械学習した合成音声により、LINEトークのみならず、タレント音声によるコミュニケーションを楽しむことができる。Trippyは今後、さまざまな企業・タレント・アプリとのコラボレーションを加速させることで、テクノロジーを活用した新たなコミュニケーション体験を生活者へ提供していくことを目指す。また、外部サービスとのAPI連携を進め、さまざまな要望をチャットの文脈で理解し、タレントの声色に近い音声やテキストで通知するなど、生活者のニーズに沿った開発を進めていく予定だ。これまでにも、大人気プロジェクト『けものフレンズ』公式AIチャットサービス「AIアライさん」などの生成AI活用サービスをリリースしてきた。また、株式会社picon（東京都渋谷区）からリリースのLINE AIイラスト生成サービス「AIイラストくん」ではプロンプトエンジニアリングを中心に開発協力をしている。