Tsunagu.AI（東京都千代田区）が開発したウェブサイト制作自動化AI「FRONT-END.AI」が、2023年8月からGMOあおぞらネット銀行に採用されることが発表された。GMOあおぞらネット銀行は金融業界で「FRONT-END.AI」を導入する初の企業となる。GMOあおぞらネット銀行は、マーケティング施策と連動したキャンペーンページなどの制作業務の効率化を目指して「FRONT-END.AI」を導入した。AIがデザインを理解し初期コーディングを自動で行うことで、コーディング作業の高速化と業務効率化が期待できるとのことだ。GMOあおぞらネット銀行は、このサービスの導入により、ウェブサイトのコーディングを自動化し、フロントエンドエンジニアが新しい技術の習得や新規プロジェクト・サービスの企画・立案に時間を割けることを期待しているという。「FRONT-END.AI」は、日米特許取得の画像認識AI「デザインを理解するAI」を用いて、ウェブサイト開発の初期工程を自動化するウェブエンジニア向けのローコードサービスだ。AdobeXDやFigmaと連携し、デザインカンプとアセット一式をアップロードすることで、デザインデータのレイヤー構造を修正することなく、自動生成されたhtml/cssを提供する。