ナレッジセンス（東京都中央区）は、ChatGPTを安全な環境で企業が利用できるようにする法人向け・自治体向けChatGPTサービス「ChatPro」を提供している。先日、ビジネスプランの新機能として、企業内の利用状況が社員アカウントごとに可視化できるダッシュボード機能を発表した。これにより、情報流出のリスクを抑えつつ、料金面でも安心して社内で利用できるようになる。これは、法人や行政・自治体からの要望に応えるものだ。ナレッジセンスが提供する「ChatPro」のビジネスプランでは、社内のアカウントごとに利用状況や料金を可視化し、使い過ぎを防ぐことができる機能がリリースされる。これにより、社員がAIを活用する一方で、料金の使い過ぎを防ぐことができる。ChatGPTなどの生成AIは、生産性の向上やサービス品質の向上の手段として、社内外からの導入の期待が高まっている。ナレッジセンスの「ChatPro」も、直近の数力月で引き合いが増え、東証プライム上場企業を含む大手企業に導入されている。ビジネスプランのリリースにより、これまでニーズが合わなかった顧客にもメリットを感じてもらえるようになり、さらに多くの企業での導入が決定している。しかし、従量課金プランであるビジネスプランでは、「社員が使い過ぎてしまったら大変だ」という不安も存在していた。そこで、ChatProでは「使い過ぎているアカウントを可視化」「アカウントごとの料金を可視化」する機能を実装し、企業が利用する際の不安を解消する。新しく公表されたビジネスプランは、社員1人当たり月額980円からという料金設定だ。ビジネスプランのメリットは、あまり多く利用しない人や時期にはコストを抑えつつ、多く利用したい人や時期には上限なく利用できるように、幅広いニーズに合わせて柔軟にChatGPTを企業で利用できる点だ。