東京都中央区に本社を置く株式会社X-Regulationは、規制対応やコンプライアンス対応領域におけるコンサルティングサービスの提供およびクラウドサービスの開発・提供を行っている。同社はAIを組み込んだISMAP登録対応の自動化・効率化サービス「ISMAP Wizard」の提供を開始し、ISMAP登録支援サービスを刷新したことを発表した。「ISMAP Wizard」は、大規模言語モデル（LLM）を組み込み、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度（ISMAP）への登録対応業務を自動化・効率化するサービスである。これまで専門的知見を持つ人材が多くリソースを使って実施してきた規制対応の作業を、ボタン1つで遂行するという革新的な体験を提供する。今後も同社は、生成AIやLLMを活用した機能開発によってWizardシリーズを進化させ、規制対応業務・コンプライアンス対応業務における生産性の向上に貢献していく。また、対応する規制や基準を拡大し、あらゆる規制・基準への対応を自動化・効率化していき、企業の規制対応コストの削減に寄与する予定である。さらに、同社では9月から「クラウドサービス事業者向けISMAPセミナー（オンライン）」を複数回開催する予定であり、詳細は近日中に公開される予定である。ISMAP登録への対応は、クラウドサービス事業者にとって負荷が高く、社内の力を結集する必要がある総力戦となる。そのため、ISMAPに関する質問や悩み事がある場合は、同社に相談することができる。ISMAP監査や制度所管省庁にてISMAP制度の運営を担っていた経験を有する同社メンバーが最適解を提案する。また、「ISMAP Wizard」のリリースに伴い、同社のコンサルティングサービスを含めたISMAPに関するサービスラインを刷新した。詳しいサービスの紹介資料は無料で提供されているため、ぜひ利用してみることを推奨する。「ISMAP Wizard」では、企業のセキュリティ対策状況とISMAP要求事項を比較し、コンプライアンス状況の自動表明から要求事項のレビューまで、ISMAP登録対応の工程を自動化する。また、ダッシュボードを通じてリアルタイムで進捗状況をモニタリングすることも可能である。クラウドサービス事業者は、「ISMAP Wizard」を単体で活用するか、コンサルティングサービスと併用することでISMAP登録対応業務の自動化・効率化を図ることができる。同様に、コンサルティングサービスを提供している事業者も「ISMAP Wizard」を活用し、ISMAP登録までの業務を自動化・効率化することで利益率の向上を実現できる。「ISMAP Wizard」のリリースに伴い、ISMAPに関するサービスラインも刷新された。これにより、ISMAPに関する各種サービスリストの登録を目指すクラウドサービス事業者だけでなく、コンサルティング事業者に対してもサービスを提供することが可能になった。