xenodata lab（東京都台東区）が運営する経済特化生成AIプラットフォーム「xenoBrain」がジャパンインベストメントアドバイザー（東京都千代田区）に導入された。ジャパンインベストメントアドバイザーは、全国の銀行・証券会社などの金融機関、税務・会計事務所とのネットワークを通じて、中堅・中小企業の投資家に独自の金融商品を提供している。その中でも、投資銀行本部では、プライベートエクイティ投資、IPO支援、M＆Aアドバイザリー、事業継承コンサルティングの4つのソリューションを提供している。これらのソリューションの初期提案において重要なニーズの顕在化と把握につながるディスカッションを展開するための材料としてxenoBrainを導入した。ジャパンインベストメントアドバイザーの大平昭夫氏は、xenoBrainの「業績予測レポート」を主に活用していると述べている。訪問前に、お客様のことを少しでも多く理解し、経営課題を検討するサポートとなるとのこと。また、ビジュアルが非常に洗練されているため重宝しているとのことだ。特に業界のポジショニングを示した図をよく使っており、業界におけるお客様のポジションを把握することができ、今後の経営方針や計画をお伺いするきっかけとしても有用だと述べている。また、業界の市場規模予測を掲載した「業界予測レポート」も重宝しているとのこと。これは、事業拡大戦略、IPOに向けた事業ポートフォリオ戦略、M＆A戦略について、お客様の方針をディスカッションする際に有用だと述べている。そして何より、このレポートがワンクリックでスピーディーに自動生成される点が大変にありがたいとのこと。手作業では同じスピード感で一社ずつ企業のレポートを作成することは難しいと述べている。xenoBrainは、経済ニュースや企業開示資料、統計を独自のAIで解析し、さまざまな経済情報を予測する経済予測プラットフォームだ。経済事象と経済事象のつながりを解析し、企業業績、素材価格、業界需要、統計などの予測を提供することで事業会社の経営意思決定や金融機関の業務効率化をサポートしている。