xenodata lab（東京都台東区）が運営する経済特化生成AIプラットフォーム「xenoBrain（ゼノブレイン）」が、ティールバンク（東京都港区）に導入された。ティールバンクはM＆Aのアドバイザリー事業や事業会社向けのM＆A支援事業を展開しており、特にM＆A対象領域の選定やロングリスト作成のための業績予測や市場環境の情報収集ツールとしてxenoBrainを活用することを期待している。ティールバンクの代表取締役でありM＆Aシニアエキスパートの桃井透氏は、xenoBrainの業界の市場規模予測機能を主に利用していると述べている。顧客がM＆A先としてどの分野をアプローチするかを検討する際に、業界の5年後までの市場規模の推移予測を確認し、そのマーケットから候補となり得る企業を絞り込むツールとして活用しているという。また、桃井氏は、アプローチ支援を行う中で、ニッチな業種について調査することも多いと述べている。その際、他の企業調査サービスでは絞り込みの粒度の関係でピンポイントに絞りこみづらいことが多いが、xenoBrainは業種が非常に細かく整理されているため、大変助かっているとのことだ。これからM＆Aを始めていこう、より細かく企業を見てアプローチしていこうと考えている企業には大変フィットするツールだと感じていると述べている。