Yoom（東京都千代田区）は、AIナレッジベース「Yoomナレッジ」とカスタマーサービスツール「Zendesk」の連携を開始したと発表した。ZendeskとYoomナレッジを連携させることで、Zendeskで顧客から受けた問い合わせ内容とそれに対する回答や、Zendesk上で作成した記事情報を、AIが収集・精査し、ナレッジとして蓄積する。これにより、社内のナレッジベースや顧客対応FAQなどを自動的に作成し、カスタマーサポート対応を効率化することが可能になる。Yoomナレッジは、Slack内の会話やNotion内の記事など、各種SaaSからAIが情報を収集、精査し、ナレッジ記事を自動的に生成する。蓄積されたナレッジは、「経費精算はどこから行えば良いか？」などの対話形式での検索が可能で、Yoomナレッジを利用することで、社内情報の検索や、問い合わせ対応に費やす時間を大幅に削減できる。Yoomナレッジの特徴は、社内の情報を自動で集約し、Slackなどのチャットツール内での会話情報、PDFなどのドキュメント、Notion内の記事など、さまざまなデータソースから社内の情報を自動的に集約すること。また、集約した情報をAIが自動的に精査し、ナレッジベースに登録するコンテンツを自動的に生成する。さらに、「通勤交通費の上限はいくらまでか？」などのように対話形式でナレッジを検索し、関連するナレッジと共にAIが回答する。利用料金は1ユーザーライセンス750円/月となっている。