HR TechスタートアップのZENKIGENは、企業の現役人事担当者20名を対象に「採用応募者の生成AI利用に関する意識調査」を実施した。調査結果によると、65%の人事担当者が生成AIの利用に肯定的であり、その理由の1位は「AI活用はこれから必須のスキルだから」ということが分かった。しかし、70%の人事担当者は生成AIの利用に対する対応や対策をしておらず、今後も予定がないと回答した。一方、60%の人事担当者は人事業務で生成AIを利用していると報告している。調査結果によると、応募者が生成AIを利用することに対しては、65%の人事担当者が肯定的な意見を持っている。特に、「AI活用はこれから必須のスキルだから」という理由が最も多く挙げられた。また、生成AIの利用に対する対応や対策については、70%の人事担当者が対応・対策をしていないことが分かった。一方で、60%の人事担当者は人事業務で生成AIを利用しており、その利用方法については会社として公式に利用しているケースと個人的に利用しているケースが同じく30%ずつ存在している。調査結果に対する感想や課題については、生成AIを利用する際には人事側の見極める力が必要であるという意見や、採用活動が変化していくことに対応するために柔軟に対応する必要があるという意見があった。また、生成AIの利用には倫理的な問題や個人情報の観点でのリテラシーが求められるという意見もあった。ZENKIGENは、今回の調査結果を共有し、人事同士の情報交換やつながりを広めるための「人事交流会」を開催する予定だ。このイベントでは、企業サイズ別の詳細データを共有し、人事業界の情報収集に役立つ場を提供する。