ZENKIGEN（東京都千代田区）と日本マンパワー（東京都千代田区）は、研修とAIを組み合わせた新たなマネージメント育成サービスの提供を開始する。ZENKIGENは、コンピュータービジョンやLLMを代表とする自然言語解析をもとに、1on1におけるコミュニケーションを解析し、マネージャーとメンバーの関係性を定量化する「revii（リービー）」を提供している。reviiでは、職場のマネージャーとメンバーの関係やスキルを定量的に評価し、これらの客観的な指標を基に関係性の強化やマネージメントスキルの改善が可能となる。新たに提供開始するサービスは、日本マンパワーの「マネージメント強化研修」とZENKIGENの1on1改善サポートAI「revii」を組み合わせることにより、研修による学びとAIによる実務での効果計測をサイクル化することで、より効果的なマネージメント育成を実現する。ロバート・フリッツが開発した振り返りを通して業務やキャリアへの期待値とのギャップを確認し、PDCAを回すことでメンバーが生産的にゴールに迎えるようにする手法を採用している。マネージメント研修は、マネージャーに1on1に必要なスタンスやスキルを提供できる一方、実施後の実践や振り返りは現場のマネージャー任せとなってしまうため、学んだことが日々の業務でどのように生かせているのかが見えない、我流のマネージメントに戻ってしまうなど、その効果が受講者の心構えに左右されてしまう課題があった。これらに対し、今回提供するサービスでは、研修後の実務に1on1改善サポートAI「revii」による効果測定を入れることで、客観的指標をもとにマネージャーの1on1におけるスタンスやスキルの育成と管理をワンストップで実施することが可能となる。新しいサービスは、マネージャーが1on1の場でメンバーのパフォーマンスとエンゲージメントの向上を実現するため、MMOTを中心に用いた「マネージメント強化研修」とAIによる実務での効果測定により理想的な経験学習サイクルを構築する。研修におけるパフォーマンス向上とエンゲージメント向上の目標を設定、AIによる効果測定によりその成果と課題を可視化することで、個人の習熟状況に応じた研修を提供し目標達成を目指すことができる。