ゼットスケーラー(米国)は、ラスベガスで開催された「Zenith Live」にて、NVIDIAとの提携を通じてAIアシスタント技術を強化すると発表。NVIDIAのAI技術を取り入れ、企業向けに新しいユーザーエクスペリエンスとセキュリティー向けAIアシスタントサービスを提供する計画だ。NVIDIAのNIM推論マイクロサービス、NeMo Guardrails、Morpheusフレームワークを活用し、Zero Trust Exchange™プラットフォームのデータ処理能力を向上させ、サイバー脅威からの防御力を高める。

AI技術の進化により、サイバーセキュリティー分野での変革が進む中、ゼットスケーラーはNVIDIA NeMo Guardrailsを用いたZscaler ZDX Copilotを業界初のデジタルエクスペリエンス モニタリング向けAIアシスタントとして提供。これにより、ネットワークやデバイス、アプリケーションのパフォーマンスに関する洞察を得て、ITサポートと運用を簡素化する。NeMo Guardrailsは、生成AIシステムを監視し、組織を保護する役割を果たす。

ゼットスケーラーは、Zero Trust Exchange™プラットフォームを通じて日々4000億件以上のトランザクションを処理。NVIDIA MorpheusとNIMを活用し、リアルタイムの脅威検出と予測/生成AIソリューションの提供を強化する。ZDX Copilot with NVIDIA Morpheusは、GPUアクセラレーションを利用したAIフレームワークで、大量データの最適化と脅威検出を可能にする。一方、ZDX Copilot with NVIDIA NIMは、生成AIモデルの展開を加速し、セキュリティーとデータ保護に特化した推論を提供する。

ゼットスケーラーのプニット・ミノチャ氏は、AIの進化がサイバーセキュリティー市場での優位性を保つ上で重要と強調。NVIDIAのパット・リー氏も、生成AIとアクセラレーテッドコンピューティングが業界を変え、ZDX CopilotがサイバーセキュリティーとIT運用の安全性を強化すると述べた。ただし、ZDX Copilotは2024年6月時点で日本語には対応していない。

出典:プレスリリース