シスコはNVIDIAと提携して、企業向けの導入と管理を簡素化することを目的として、データセンター向けの高度なAIインフラストラクチャーソリューションを提供している。このコラボレーションでは、Ciscoのイーサネットネットワーキング能力とNVIDIAのGPUイノベーションを活用して、AI主導の成功に必要な計算能力を活用する企業をサポートする。

このパートナーシップにより、さまざまな統合製品が生まれ、コラボレーションデバイスとデータセンター環境が強化された。これらのソリューションは、AIを活用した会議と仮想デスクトップインフラストラクチャーにより、ハイブリッド ワークフォースを促進する。現在、焦点はデータセンターに移っており、この提携により、顧客中心の機能の中でも特に、スケーラブルなAIクラスター管理と自動トラブルシューティングが約束されている。

UCS Xシリーズを含むCiscoの最新M7世代のUCSサーバーには、NVIDIAのTensorコアGPUが組み込まれており、さまざまなAIやデータ量の多いタスクを処理できるように設計されている。さらに、NVIDIA AI Enterpriseソフトウェアはシスコによって世界的にリストされており、顧客に必須のAIツールとフレームワークを提供する。Cisco Validated DesignはAIクラスターの導入を簡素化し、今後の設計はさまざまな環境とインフラストラクチャーをサポートするように設定されている。

Nexus DashboardやIntersightなどのシスコのネットワーキングクラウド サービスは、オンプレミスとクラウドの両方でAIインフラストラクチャー管理を合理化する。デジタルエクスペリエンス監視ツールのThousandEyesは、さまざまなネットワークにわたるトラブルシューティングのためのAIを活用した洞察を提供する。Cisco Observability PlatformはAIを採用して可視性と洞察を強化し、デジタルエクスペリエンスを向上させる。組織がAIと自動化を導入するにつれて、シスコのグローバルパートナー ネットワークは専門家のガイダンスとサポートを提供する準備ができている。

出典:プレスリリース