楽天（東京）と楽天モバイルは、AIを活用した「楽天モバイルAIアシスタント2.0」の取り組みが評価され、IT協会主催のIT賞を受賞した。この賞は、ITを活用したビジネスの革新に貢献した企業や団体に与えられる。楽天はAIの活用を推進し、新たな価値創出を目指す。

「楽天モバイルAIアシスタント2.0」は、2024年12月にサービスを開始。ユーザーは楽天モバイルに関する質問にリアルタイムでAIが回答し、サービス契約も可能。個人情報保護や誤情報生成の防止にも注力し、サービスの精度を高めた。

受賞理由は、パーソナライズされたサポート体験の提供と、AIのハルシネーション問題への対策。20カ国語対応や音声入力による契約手続きなど、ユーザー利便性の向上が評価された。技術的信頼性と運用面での誠実さが、生成AIの社会実装モデルとして認められた。