MSCI(ニューヨーク)は、投資家が市場の変動によるリスクを特定・管理するための「AIポートフォリオ・インサイト」を発表した。生成AIと同社の分析ツールを組み合わせ、リスクレポートの強化を図る。投資家は、業務開始前に重要情報を特定・分析し、リスク管理の効率化を目指す。

同社の新ツールは、インタラクティブ機能を通じて、コードや複雑なインターフェイスなしにポートフォリオの深堀りが可能。生成テキストとダッシュボード、クラウド技術が統合され、リスク管理のコミュニケーションと効率性を高める。アセットマネジャーやヘッジファンドなどのリスク管理チームが、投資チームとの連携を強化する。

リスクマネジャーは従来、リスクとパフォーマンスのデータを処理するために多くの時間とリソースを費やしていた。MSCIのAIポートフォリオ・インサイトは、アルゴリズムを用いてデータを処理し、リスク要因を特定する。AIエージェントがリスク分析をサポートし、自然言語での質問に答える。

「マクロ・ファイナンス・アナライザー」も発表され、マクロ経済の変化がポートフォリオに与える影響をテストする。MSCIのJorge Minaは、リスクと投資チームの関係変化に言及し、MSCIのプラットフォームで適切なツールが提供されると述べた。MSCI ONEプラットフォームでは、分析機能がシームレスに利用可能で、投資ポートフォリオの構築に役立つ。

出典:プレスリリース